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国やぶれて田中あり

田中兄弟社の兄です

ブルース 口笛 田中の涙(スリランカ熱闘編1)

 この日、スリランカに旅立ちました。
 三週間にわたる長期滞在です。

www.youtube.com

 スリランカ紀行については弟のツイッターにくわしいですので、どうぞそちらをご参照ください。
 LINEなどで個人的にもうすこしくわしい内情もきいていますが、それはまた本人が直接かたる機会もありましょう。
 当ブログでは弟のスリランカ旅行を記念し、「スリランカ熱闘編」と題して、シリーズでスリランカとは無関係のことをかいていきます。
 スリランカ熱闘編。響きがきにいったんだよ。

 記念すべき第一回はGuyatone HD3 HotDriveについてです。
 ほらその、ホットドライブだので、その。熱闘ってことで。まあひとつ。

 よこはま、たそがれ。
 例によって私は先生をまっていました。先生は数時間単位で私をまたすことがある。
 馬車道からみなとみらいへとGT400をくちずさみながら散策した私は、スターバックスにたちより、そこで2時間ほどデジマートをみていました。

 どちらかというと単車よりもハイゲインディストーションがほしかったのです。
 かつては私もアン直で勝負しようとしていたが、それはそれとしてエフェクターをかうのがすきなのである。

 無数の試奏動画をみました。
 しかし、これといったものがみあたりません。サウンド的にはみあたるのですが、ブティック系だかなんだかしらんが、やたらと高い。
 だいたい試奏動画などというものは、使用楽器、使用アンプ、使用マイク(携帯のマイクで録るなーっ!)、すべてバラバラで、およそ比較検討の参考にはならないのである。
 みんなギターうまいし、カネもってそうだし。クッソ。

 フテた私は、よしひとつ試奏といふのをやつてやろうぢやあないか、というきもちになりました。
 ヘタだからして、店頭での試奏はどうにも苦手なのですが、このときばかりは平和な楽器屋の店頭に死の弦切りカッティングを轟かせてやりたくなったのです。

 普段の試奏の際はたいてい、なにかの曲をひくでもなく、susなんとかとかaddかんとかみたいなコードを適当におさえ、へぽろ、ぽろぺ、となさけないアルペジオでお茶をにごします。
 実際、たいてい内心では試奏する前から買う決意がかたまっているので、ありえないノイズが乗ったりとかそういった返品レベルの不具合の有無を確認するだけでよいのだ。

 太郎ちゃんと高円寺の楽器店にたちよった際にかぎっては、たまたまアタマのネジがゆるんだ舶来ファズをみつけてしまいました。
 このときばかりは私の脳内物質のリミッターもはじけとび、叩ッ切りストロークでご近所を震撼させました。突如豹変したので、店主が目をむいていた。
 他のものをかったのでこのファズはおいてきましたが、バンドメンバーから苦情をいわれたい向きにおすすめです。

 この日もなにかこういった類の暴力クソ試奏をし、ことによってはそのままいきおいで購入してやろう、などとかんがえたのです。

 マークイズみなとみらいに、島村楽器がはいっているということでした。
 いったことはなかったのですが、荒んだ歪みのひとつもおいているでしょう。
 リボルバー・ジャンキーズを口ずさみながら、足どりもかろやかにそのショッピングモールにむかいました。

 エフェクターは、ひとつもありませんでした。
 マークイズみなとみらいの島村楽器は、クラシック楽器の専門店だったのです。

 エフェクターをふみちらかしてやるという私の目論見はここにうちくだかれました。
 ピアノのペダルふむとリバーブみたいなのかかるが、いきおいつけて買っても置き場がない。

 すっかり目の据わってしまった私は、もよりのベンチにいきおいよく腰をおろすと、おもむろにラップトップをひらきました。
 そうして、ハイゲインディストーション選定作業のつづきをはじめました。
 今度は絶対に今日ポチるという強度桁違いの意志でもって臨みました。

 数日後、私の手もとにはかわいらしいまっかなディストーションがありました。
 現在[※いつ?]、HD3は砂糖鳥のリハで大活躍しています。踏んだ瞬間からハウりだすセッティングにしている</bので、エモくるしいことこのうえない。

 どうしてこうなった。
 ぜんぶ先生のせいだ。