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国やぶれて田中あり

田中兄弟社の兄です

シンボル シンボル 田中のシンボル

 この日は、太郎ちゃんの誕生会でした。
 太郎ちゃんの誕生日は8日でしたが、やはり花金のほうが遺憾なくのめようということがあり、秋葉原に討ってでて、はなばなしくその命をちらしました。

 太郎ちゃんとは、いかなる人物であったでしょうか。
 いつもは、そのデリケートゾーンの話しかしていませんが、今日はその人物、そしてその音楽に、せまっていこうとおもいます。

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 おいなんなんだこの動画は。なんか素敵っぽい女性ミュージシャンと居間みてえな生活感すげえとこでリア充リハしやがって。次の誕生日がこないようにしてやろうか。
 ならんでウクレレなぞひきよってからに。その楽器AV GARAGEにうりとばすぞ。ピキーなあにがアメイジング・グレイスか、男はだまってペニスペニスアトミックペニスPPAP)。

 I have a Penis.
 I have a Penis.
 Ah…Long Penis.

 こらえましょう。ロングペニスこらえましょう。今回は誕生日の祝いなのです。

 太郎ちゃんは、18までを水と空気がきれいな場所ですごしました。

 こと雪の季節などは、彼の故郷はうつくしい静謐でみたされています。
 しずまりかえった空気の底で、そしてあたたかくて音楽と芸術をあいする家族にかこまれて、彼の深度のある耳ははぐくまれました。
 それは音楽家・音響家としての彼の核です。

 アコースティック楽器、あるいはハイオーディオによる繊細な表現から、そこらへんにころがってる雑な機材での暴力的な表現まで、自在にこなします。
 それぞれの響き、そのダイナミックレンジを感じ、手懐けることができるのです。
 つめたいしずけさをその耳に知っている人間にのみ、なせることです。

 それはまた、彼の人間性でもあります。
 私のごとき足立の外道から、動画にでてきたような気鋭のアーティストたちまで、彼をしたう人間は数知れません。
 人のさまざまなあり方をやわらかくうけいれ、みまもる、彼の懐のふかさです。

 また、近年の特筆すべきこととして、彼のベーシストとしてのめざましい成長があります。
 こういういいかたはたいへん僭越なのですが、いやまあみんないってっからいいだろ、ここ数年でマジにおどろくほど上手くなった。やばい。

 太郎ちゃんとは、みじかくないつきあいになります。
 であった当初からともに音楽にかかわる者どうしではあり、また、ときにバンドを組むなどのこともありましたが、さしたる切磋琢磨をするでもなく、のんべんだらりと音をたれながすことを(おそらくは互いに)こころよく思っていました。

 今の私たちはちがいます。
 音出しは真剣勝負であり、クリエイティブであり、至福のときです。
 ふたりで楽器をかかえていると、耳慣れぬ音がかぎりなくこぼれてきます。

 これからもよろしくたのむな。
 砂糖鳥、やっていく。