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国やぶれて田中あり

田中兄弟社の兄です

田中ウアー

 たとい真央ちゃんが引退しようとも。私がブログから身をひくことは断じてないのです。どれくらい未来から来たかわかるな。
 なにからおはなししたものでしょうか。
 まずはいま私は、医者から酒をとめられています。

 酒がのめない。
 これほどかなしいことがありましょうか。
 かなしみをいやすものは酒しかありません。これはもう、のまずにはおれますまい。
 のみにいくのは当然のことです。

 弟をともなって、酒を供する飲食店、酒の小売店、などを何店かめぐったような記憶がうっすらと脳裏にあります。
 生ビールとよばれる液体に電気ブランと称する液体を投入した謎の液体をあおりながら、「はれぼったい無表情のねえちゃんサイコー」とわめき、「はれぼったい無表情のねえちゃん」がさすところの店員女性とわずかなりとも交流をふかめるために、金もないのに何杯もの謎の液体を注文した、ような、この胸の底にねむるかすかなおもいで。恋のかけら。
 昨夜のことであったでしょうか。百年前のことであったでしょうか。
 そうしたことを確言するには、私はいのちをながらえすぎました。
 千年もひと夜の夢。

 ご心配にはおよびません。
 たとえこの記憶が事実であったとしても、あれしきの量は飲酒とはいわないのです。あれしきの量を飲酒とよぶことにはいささか抵抗がある。
 私としても致死量の飲酒が確定的にみこまれる会合への参加の見送りといった機動的な対応をとっています。医師からの指導は、遵守しています。

 医師になりたかったことがありました。いや、べつになりたくはねえな。なるように親からいいつけられていたことがありました。
 親のいいつけとみずからの意思が未分化である時期がだれしもありましょう。そんな時分の話です。
 母方の祖父は歯科医。叔父には開業医がおります。
 みずからは会社員にとついだ母は、かれらとの経済的な格差をつよくかんじていたらしいのです。
 医者はかねもち。ものごころもつかぬうちからそれだけを徹底しておそわりました。医療行為の社会的な使命、それにともない生ずるきわめて重大な職務上の責任、などについては一切言及がありませんでした。
 ある年齢で自分の進路をみきわめ、つうか、有り体にいいますと国公立の医学部にひっかかるにはとうてい成績がたりなかったので、医者への道は不可避的にたたれました。
 私のような人間がまかりまちがっても医者になるようなことがなくてよかったと心からおもう。

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 人間、だめっていわれるとやりたくなる、やれっていわれるとやりたくなくなるよね。 この人間力を応用して美少女とイナバウアーしたい。
 誰も私とねてはならぬ。

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