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国やぶれて田中あり

田中兄弟社の兄です

違う、田中じゃない

 ロックバンドは立ち姿、だとおもわれるのです。

 バンドマンにはバンドマンの数だけのたたずまいがあってしかるべきです。画一化には夢がありません。
 しかし、おおきな傾向としてはもとめるものがあります。それは威圧感です。
 気ィ張って対峙しないととって食われる、というような鬼気せまるものがほしい。

 素のみためではいかんともしがたい部分があるとすれば、演奏とのあわせ技でおそいかかっていただければ僥倖です。
 どうみても普通のおじさんなのに演奏はじめた途端ヤクザみたいな殺気をはなつひといるでしょう。ああいうのもすばらしい。ギャップ萌えですね。

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 しかし、上手にでかいのがいるという絵はやはりグッときてしまいますね。きませんか。
 おおむかしの話ですが、自分より身長がたかいギタリストとどうしてもならびたくて、オーディションにきた偉丈夫を音楽性も人間性も1ミリもあわないのに適当にバンドにいれてしまったことがありました。身長採用です。最終的に大喧嘩したあげくクビにした。
 人間は身長ではないという学びがえられた。

 いま組んでいるバンドは、どうであったでしょうか。
 太郎ちゃんは私と身長がおなじなので及第点といったところ。
 田中ならざる者は有り体にもうしあげてちっちゃいが、女性なのでまた別枠でしょうか。女性だと私とおなじ身長もなかなかという感じだし、私よりおおきいというのはそこそこレアケースのようにもおもわれます。女性からの上から目線をうけるとドキドキする。
 
 どういう衣装がよかったでしょうか。
 衣装ということにかんして、バンドではないのですが、最近一番ぐっときたのはユーチューブにあった機材デモ動画です。
 この兄貴、白人男性なのですが、当該の動画にかんしてはどうも黒人にみえるように暗めの場所でとっているのではとうたがわれる節がある。プレイのほうはうたがいようもなく、真っ黒のどファンクです。
 黒人男性の上裸はセクシーですね。さりとて塗るわけにもいかないし、やはり日サロにかようしかないのだろうか。
 こうなってくると衣装の域を逸脱しています。肉体改造というか。

 中学生の時分、劣等人種であるところのイエローはなにをやっても黒人には勝てないし、なぜ自分は黒人にうまれなかったのだろう、なぜ自分の両親は黒人でないのだろうと本気でくやんでいました。
 そのおもいは、上京して、路上でたたいていた下手っぴな黒人のドラマーに遭遇するまでつづきました。
 色が黒いだからといって音も黒いとはかぎらぬ。そんなあたりまえのことに気づくのにえらく時間がかかった。

 いやあいつ、ラリってたのかもわからん。