悪貨は田中を駆逐する

ギターボーカルのタナカサトです

「永遠にモテない田中」の話し方

 モテる田中とモテない田中のちがいについて、おはなしします。

 モテる田中といえば、ぶんちゃんです。
 これほどまでにモテる田中を、私はしりません。

 結論からもうしますとぶんちゃんは男根がおおきいのですが、すなわち、巨根、なのですが、しかしこのことは、彼のモテとはあまり関係がないようなのです。

 本稿執筆に際し20代~30代の女性に聞き取り調査をおこなったのですが、100%の女性からペニスサイズは関係ないという回答がえられています。
 しかるに、かんがえてみれば、それはそうなのです。

 男根のおおきさというのは、シンボルクオンティティというのは、外見ではわかりません。そして、ほとんどの場合、モテた結果としてしか、内面(ここではペニスサイズのことです)を女性にしらしめることはできないのです。
 男は内面(ここではペニスサイズのことです)で勝負。このようにかんがえておられる向きがあるとすれば、すくなくともモテのためには至急、あらためるべきです。人は見た目が100パーセント

 あるいは男根のサイズにかんする風評などというものも、私のような人間を交友範囲にかかえていないかぎり、存在しえないはずです。

 もっとも尊敬する人物のひとりである方にまつわる話を、ここですこしさせていただきます。
 当時は彼女も、二十歳そこらといったところでしたでしょうか。才色兼備で、それゆえにかめちゃくちゃ口がわるい女性の先輩がいました。
 そのときの先輩の交際相手の方がつまり、巨根だったそうなのです。

 木久蔵(仮名)のおっきすぎてゴムはいんないのよ~」などと、酒の席で性の悩みだかのろけだかわからないことを公言されていましたが、いわれてもこまります。
 さらにその、それがその、ええと、はいるとすればですね、先輩のは避妊具以上のキャパシティがあるということになりますが、あえてそこに言及するわけにもまいりません。私とて、最低限のデリカシーはあるのです。
 とはいえ、換言すれば私は最低限のデリカシーしかもちあわせとおりませんので、先輩のmixi日記に、具体的な文言はわすれてしまったのですが、アメリカンサイズでたいへんですねみたいなコメントをのこしたりは、しました。

 これがよくなかった。

 だしぬけに、憔悴しきった先輩からの架電。がらにもなく、涙声です。
 「ちょっと! 木久蔵(仮名)からちんこのおおきさの話とか他人にするような女きらいだっていわれたんだけど」
 うなずける話です。そんな女、私だってきらいなのです。
 もっとも、木久蔵(仮名)氏は先輩がそんな女だとしらなかったのであろうかという疑問もわきあがってはいました。しかし、当然にそれは、のみこみました。なにしろ、どうやら私はA級戦犯としてさばかれつつあるようなのです。
 「アンタのせいでフラれたらどうしてくれんのよ!」
 どうすることもできません。私にできるのは胃に穴をあけることくらいです。私はその場で胃に穴をあけました。
 さいわいにも木久蔵(仮名)さんはその逸物と同程度かそれいじょうの器のおおきさをもちあわせていてくださったようで、先輩は厳重注意処分ですまされました。
 以来私も心をいれかえ、ひとのmixi日記にはあまりコメントしないようにしました。

 今や先輩も立派な社会人となられ、ついでに有名人にまでなってしまわれ、ご結婚すらされています。
 どんな邪悪な魂でも、社会的に成功することはできるのです。
 先輩、おめでとうございます。ご主人のペニスサイズはいかばかりでしょうか。おかげさまで私は、微塵もこりていません。

 なんのはなしであったでしょうか。

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 モテる田中とモテない田中、の話でした。
 ぶんちゃんのモテの秘密が、そのエクストラサイズの男根でないとすれば、なんであったでしょうか。
 また、モテない田中とは、だれであったでしょうか。

 残念ながら既に予定の文字数に達してしまいました。
 これらについては、次回にゆずりたいとおもいます。おたのしみに。

 他人の男根の話だけしておわった。

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